Hallo, ご無沙汰しております,ミュンヘンのMIKIDAIです.半年以上更新さぼっておりました.先日博士論文本審査が無事終了し,晴れて博士課程修了できそうです.やったぜ.なので本ブログでアイスランド編や越冬編あたりを今後更新する予定です.
今回はO-ringen 2023に参加するべくÅre(オーレ)というスウェーデンのクソ田舎にやってきております.一緒に行動している後輩は日本からきてこの田舎までたどり着くのに相当長旅だったでしょう...そのため日本からの参加者は去年ほどいなさそうでした.みんなSwiss O weekに流れている.審査と被って行けず.
オーレ着弾,Day 1レース
オーレまでは,ストックホルムから夜行電車で8時間ほど乗ってたどり着きました.後輩は寝台列車の1部屋に6個のベッドがあったのにもかかわらず,誰もいなかったので一人で悠々と使っていたそうです.筆者はというと,予約はできたものの寝台列車部分ではなく,
普通に座席でした.残念.しかし筆者はどこでも寝れるので睡眠は十分とることが出来ました.
今年のテレインは全体的にアクセスが悪く,主要駅から電車やバスで会場まで行く必要がありましたが,何とか無事付けました.
この日は会場がスキー場で風に常にさらされ,曇っていたので気温が10度程度でしかなく完全に晩秋の様相でした.
Day1のレースはこんな感じ.
去年のO-ringenもそうでしたが,湿地は地面がふかふかの森,オープン付き湿地が分かりやすく使える感じでした.2→3は下の道や上の道が見えましたが,せっかく来たし真っすぐ目に行ってみたくなり,無事爆死.白い部分も木が低くて思ったより見通しが悪く,ポストの中心まで行くのが難しい感じでした.
加えて筆者は朝ごはんをたくさん食べる時間がなく,寒かったのもあり,お腹がすいて終盤登れなくなり大変でした.救護所でなんか食べるものがあるか聞いたところ,コーヒーと謎の果物をいただき,一時的に事なきを得ました.ゴール直後Kioskに直行し,ハンバーガーを購入.事なきを得ました.
O-ringenでの生活
今回は日本からの参加者が少なかったこともあり,家選びに苦労しました.O-ringen斡旋宿を調べていましたが,家みたいな宿は宿泊人数が多くないと高すぎてきつい.結果見つかったものはこちら.
清潔感は十分,ベッドやシャワーキッチン等は完備で住むには十分でした.しかし残念なことに洗濯機がなく,日本からいらしていたTTMさんに相談したところ,彼のところにも洗濯機はなく,手洗いしているということ.ということで我々も湿地に埋まり泥だらけの靴下等を手洗いして事なきを得ました.その分握力が死に,文明の利器のありがたさを痛感しました.