あっという間に5月です。GWがないと5月はただの月ですね。粛々とやっていきます。
First time to orienteer in Vancouver forest
所属するクラブでフォレストオリエンテーリングの隔週イベントが行われているようなので参加しました。前回は都合が合わず参加できなかったので今回がこちらに来て最初のフォレストになります。
テレインまで
テレインまでは自宅からバスと電車を乗り継いで二時間くらいかかるようでした。ただバンクーバーはバスと電車と船が基本同一の会社で運営されていて、初乗り料金で90分間乗り放題というすごいルールなのでなんと行きは一回の支払いで目的地までたどり着くことができました(バスは乗車時カードをタッチする仕組みなのでタッチした段階で90min以内ならセーフ)。前回バスの運転手がバス停で降りてハンバーガー買いに行ってしまった話を書きましたが、バスに乗ったらカードをタッチするデバイスが壊れてるから今日はタダでいいよと言われたり、次のバス停を知らせる電光掲示板の表示を運転手がサボってるせいでGoogle mapのGPSで降りるバス停を見極める必要があったりと、とにかくこっちの人たちは適当です。この適当さでも社会って回るんだなと思うと細かいことにこだわるのがアホらしくなりますね。
まあそんな感じで特にトラブルもなくテレインの最寄り駅に着きました。コキットラムという場所です。
そびえ立つおしゃれな高層マンションがかなり異質な感じがします。マンションのデザインはこちらの高級寄りのスタンダードのようで、バンクーバーの市街地中心部で見るものととても良く似ています。このへんはわざわざ高層マンション立てんでもいくらでも土地あるだろと思うんですがどういう意図で立ててるんですかね?もしかしたら切り開く面積の少ない高層マンションのほうが環境保護的な意味で好まれるのかもしれません。推測ですが。
事前に届いたメールによると「テレインの近くのこの家に行くと階段の下に地図ボックスがあるから各自取っていってね、でもこの家の人オリエンテーリングとか一切知らないからなんか聞かれても困ると思うよ」とのことでした。なんか地元の人もおおらかですね...。言われたとおり軒下に不法侵入して地図を一セット受け取り、テレインに向かいました。
Run
スタート地区に着いてみると路肩という路肩に車が停めてあり、片田舎の山の中とは思えない雰囲気でした。どうやらマウンテンバイクのコースが整備されているらしく、たくさんの人が自転車を載せて車で来ているようです。人が多いのでちょっと荷物放置は危ないなあと思いトレランリュックを担いで走ることにしました。コースはこちらです。
植生は白と書いてあるのですが足場が悪く矢板の悪いところに似ています。その上ポストはピンフラッグで
ポストの周りにいるのに見つからないことが多発して大変でした。勝負レッグっぽかったのはこの4-5だと思うのですが、
見た瞬間「こんな感じのレッグ村山口でみたことあるな」と思いました。確認したら結構違ったのですが、道の雰囲気とかですかね?
あとはそこまで大きいミスをすることもなく13-23のショートカットをありがたく使わせていただいてゴールしました。膝少し痛いしゴールでおにぎり食べたら帰ろうかなあと思ったのですが、参加者らしきでかい青年にここは近辺では最高のテレインだからぜひメニューもやろう!とそそのかされ結局やってしまいました。
メニューには丁寧に練習の意図とレッグごとの課題が書いてありました。ただラインたどってコンピすればいいんでしょ〜くらいに思ってちゃんと二枚目を読んでなかったのでフィニッシュしてからすいませんでしたとなりました。
そしてCtrl11でミスパンチしたっぽいことに今GPSを見て気づいたのである...。また次回頑張ります。
余談
バンクーバーに来てから初めての大きい移動でした。かなり遠くまで来たつもりだったのですが、帰ってからGoogle mapで確認したらブリティシュコロンビア州内だけでもさらに東にいくつもいくつも街があって、自分が移動した距離はカナダの国のスケールで見たら誤差にも満たない範疇のようです。自分の目で見られる景色や街は世界のほんの一握りで、ほとんどの人が自分の知らないところで生まれて死んでいくんだなあというありきたりな気分になりました。
結論:国がマジでクソでかい