azao_olc’s blog

あざおOLCクラブは、ワールドワイドに活動する匿名のオリエンテーリング集団です。

Kiitos olc ~week6~

Moro! フィンランドからこんばんは。Kiitos olcの者です。せっかくなのでそろそろ遠出してみるか〜と思い立ち、今週末はヘルシンキから電車で2時間ほどの街、タンペレに一泊二日で行ってきました。Moro(巻き舌気味?)はMoiのタンペレ弁みたいなものだそうです。Moiの方が可愛いので来週からはMoiに戻します笑。

キシリトールの国の歯医者さん

毎回オリエンの話から始めるのもマンネリ化しちゃうと思うので、今週は歯医者さんに行った話から。笑

week4の時にちょろっと書きましたが、謎の歯痛に悩まされています。フィンランド出国後も3週間ほどヨーロッパを回ってくるので、日本に帰るまでまだ1ヶ月半ほど。流石に虫歯だと放置できないので、意を決して歯医者さんに行くことにしました。

beautifulfinland.amebaownd.com

ググったところ、Oralというチェーンの歯医者さんが予約も楽そうだったので即決。ヨーロッパの建物っぽい内装だなぁ、というくらいはあとは日本の歯医者さんと設備とかもほとんど変わりませんでした。症状を伝えると、日本でやるのとあまり変わりのない検査をしてもらい、レントゲンも撮ってもらったのですが。。

先生「虫歯も歯茎も大丈夫そうね。埋まってる親知らずが傾いているせいかも」

虫歯じゃないんかーい。とりあえず様子を見つつ、帰国してから抜歯してもらおうかと思います。さてさて、ちょっとした検査でもお値段がすると聞いていたのですが、果たしてお会計は。。

さーびすさーびすぅ(2700円)

なんと14000円強。。。レントゲン47€、簡易検査42€もさることながら、サービス料金がっつりですね。まぁ、虫歯ではないことはわかったので、週末のタンペレでは気にせず美味しいものを食べることにしようと思います。

今週のオリエン

先週はヘルシンキ矢板番匠(運動公園)的なテレインでしたが、今週は再びEspooでの本格オリ。いつも通りちょい早めにラボを出て、バスで1時間ほどかけて行ってきました。17時半過ぎにバスを降りたのですが、調べたところ帰りのバスは19時20分発、しかもその次は1時間後。(week4もそうでしたが)あんまり時間の余裕ないじゃん!

大ミスしたら1時間待ちのプレッシャーを今回も感じながら、いつも通り7kmのコースを走ってきました(5km以下だと地図が1:7500しかないんです、容赦ないよね)。

また行きたい

バスの時間を意識してたから最後まで頑張って走れた()

特に5→6が楽しくて、今までのテレインの中でもかなり満足度が高かったです。6→7で3分くらいミスった時は焦りましたが、あとは大きなミスもなく、ナビゲーションを楽しめました。今回もマジで良テレインだった〜。

week3の時もそうだったのですが、7kmコースに速い人がいなかったみたいで、2度目の1位を獲得しました(わーい)。そういえばどんな人が他に走ってるんだろうと思ってちょっと調べてみたのですが。。。

+5分ちょいの人は50代後半?のおじさんのようで、マスターズとかで頑張ってるような人でした。モグさん、松澤さん並のバイタリティを感じます。さらに驚きだったのが、 +7分くらいの人が67,8歳?こちらの人もマスターズでご活躍のよう。その歳でこのコースをそのタイムで走るのか。。世界は広いですな。(同姓同名の別人だったりして笑)

タンペレ旅行

フィンランドマンチェスターこと(←今日知った二つ名)、タンペレに行ってきました。現在でもフィンランド第二の工業都市らしいですが、産業革命はこちらから起こったとか?かの有名なフィンレイソンのお膝元で、巨大な工場跡地にはテナントにいろんなお店が入って賑わっています。

なぜか富士通も敷地内に入ってた

当時の赤レンガの建物を利用していて、景観が良くお散歩してるだけでも楽しいです。近くには労働者の集落を再利用した木造の可愛らしいお店のエリアも(こちらは女性ウケしそうな感じだった)。

敷地内には、この地の産業史についての博物館がありました。無料とは思えない大充実のクオリティ。少しだけタンペレに詳しくなりました。

それっぽい写真をあげておく

(博物)館といえば、↑のは2日目に行ったのですが、1日目はムーミン美術館に行ってきました。基本的に撮影禁止だったので写真はないのですが、貴重な原画や立体作品がたくさんあり、ムーミンワールドに浸れるすごく素敵な空間でした。日本語ガイドもあるのでタンペレに来た際はぜひお立ち寄りを!

美術館外のフォトスポット

さて、話はフィンレイソン工場跡地に戻ります。こちらにはプレブナというブルワリーがあり、地元の人も訪れる人気のビアバーを経営してます。2日目のお昼に、看板商品のピルスナーと伝統的なハチミツ酒SIMA(Vappuにみんなで飲むやつ、week3参照)を堪能してきました。

SIMA。Vappuの日にホテルで飲んだのはジュースだったけど、こちらはちゃんとしたお酒。

メシの話になったので、このままタンペレグルメをご紹介。プレブナの他にもB級グルメのチキンウイング、人気のカフェのパンケーキ、フィンランドで一番美味しいと噂のドーナツなどを食べてきました。

おいしかったけど高くて量が半端ないので筆者にはちと厳しめ

カフェ自体がとてもおしゃれな建物だった。味もgood

店曰く世界一うまいらしい。シナモンが効いてる

 

このドーナツはピューニッキ展望台というところに併設してるカフェで売られてるもので、展望台のチケットも買えます。せっかくなので登って景色を楽しんできました。

ピューニッキ自体が高台になってるので、散歩しても景色が良いです。
タワーからの景色は格別

タンペレは2つの大きな湖に挟まれている街だそうで、その両方をぐるりと見渡すことができました。サウナ後にこの湖で水風呂入れたら気持ちいいだろうなぁ。。。

 

ということで、サウナでございます。タンペレの街はSauna Capitalと呼ばれているそうで、サウナーたちがうなる程の良質な公共サウナがたくさんあるそう。ついに購入したマイサウナハットを携え、特に有名なものを3つ訪ねてきました。

その1、Rajaportti sauna

Cafeの右が歴史あるサウナ。ちと狭な休憩スペースはおしゃべりするのに良。

ここはフィンランド最古の公共サウナ。街中にあるので湖水浴はできないですが、歴史探訪ということで行ってきました。サウナの中は石膏(?)づくりで、ロウリュは熱すぎず、じわりじわりと体を温めてくれるとても良いサウナ。冷水を浴びて外の休憩スペースで過ごす癒しのひと時は格別でした。

 

その2、Rauhaniemi sauna

帰りがけに撮った写真。21時くらいでも人めっちゃいました

ナシ湖のほとりにあるサウナ。1日目の夜に行って、サンセットビーチでの湖水浴を楽しんできました。泳ぐと手足がピリピリ(というかキンキン?)するので、5月半ばになっても日本の温泉施設の水風呂よりはずっと冷たい気がします。老若男女問わずたくさんの人がいて、ここのサウナの人気さが伺えました。

 

その3、Kaupinojan sauna

煙突から煙がモクモク。薪を大量に使ってるらしい

こちらもナシ湖のほとりにあるのですが、Rauhaniemiよりちょっとアクセス悪し。それでも2日目の最後に足を運んできたのには理由が。ここはハードコアサウナと呼ばれる激熱サウナ。サンダルorスリッパが必須らしいですが、実際かなり熱かったです。

展望台から見えてたナシ湖。日本にはこんなところないのかしら。。

 

サウナと湖水の温度差がすごかった分、肌の「あまみ」も尋常じゃなく出て、めちゃくちゃととのいました。個人的にはここが一番好きかも。

 

サウナに行くと大体、謎のアジアンチビぼっちに興味を持った人に話しかけてもらえます。日本から来たと言うだけで大盛り上がりです笑、結構人気な国なんですね。

宇宙論の研究をしに来てるというと大抵驚かれます。一体何歳に見えてるのでしょうか笑。研究の話も興味を持って聞いてくれる人もいます。日本と違って、博士課程の人間が普通に受け入れられる感じがこちらは良いですね。おしゃべりも楽しんで、Sauna capitalでのサ旅を満喫しました。

 

そんなこんなでヘルシンキ滞在も残すは1/3。もう少し研究にも力を入れつつ、せっかくの機会をenjoyして来ようと思います。それでは、Moi Moi!